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占い体験談06~スピリチュアル初体験~

いちこ イメージ

「宇宙人に所縁のある人間は、微妙に人間とズレがある」って言ってたけど、それ「空気読めない」って遠回しにディスられてるのかしら。…まぁいいわ。

今回の体験談は、私も人生初の「スピリチュアルカウンセリング」。第1弾の透視体験に負けないくらい不思議な体験をさせてもらったから、ぜひ最後まで読んでちょうだいね。

スピリチュアルカウンセリングで心は癒されるのか体験

人生初のスピリチュアルカウンセリング

今回は占い業界でもちょっと特殊な「スピリチュアルカウンセリング」。実はスピリチュアル系の占い師にみてもらうのは今回が初めて。って言うか、第1弾で紹介した「透視」の宮島先生以外、こういう分野の占いには行かないの。

なんでって?もちろん怖いからよ

宮島先生にバリバリに当てられたから、そっちの分野も「当たる人は当たる」ってちょっと警戒するようになってね。

スピリチュアルカウンセリングなんてもう、そっちの分野の「ど中心」じゃない。

そんなカウンセリングで「あなたの後ろに何かいますね」とか言われたら、私だってその晩熟睡できる自信がないわ

全て経験してこその、占いやりつく師

でもやっぱり、占いやりつく師としては全ての占いをやりつくしたいじゃない。

まぁ最近、ふわふわした内容ばっかり書いていたからちょうどいいわ。えぇ、やっぱり、刺激も大事よね

今回はヘビーに、スピリチュアルカウンセラーの中でも、よりその色が強そうな「霊媒師」に挑戦

さらに今回は「当たるかどうか」ではなく「失恋したばかりで傷心した私のハートを、新しい恋へと導いてもらえるか」をレポート。

3ヶ月に1回失恋している私のメンタルだって、たまには癒されたい時もあるのよ。

前置きが長くなったけど。まぁ、ちょっとビビりながらも真っ向勝負で挑んで来たから、ぜひ今回も最後まで読んでちょうだい。

いつも以上にリアルなレポートをお届けできる…はず…。

イカした雰囲気にある占い館

今回行ったのは、スピリチュアル系の占い師さんが多く在籍している占い館。

大通りの横にある、路地裏っぽい脇道へ入って行くと目的地へ到着。なんというかこう、いかにもな場所。入り口には階段があって、そこを上がって行くと占い部屋になっていたわ。

なんだろう、今までにない「占いに来ました感」に興奮してきたわね。

ちょっと急な階段をあがって行くと、上から声が。

女性「いちこさんですか?お待ちしていました」

今回予約した占い師、いえ霊媒師さんがお出迎え。あ、ちなみに、占いとスピリチュアルカウンセリングは正確には違って…て、まぁこの話は長くなるから今度にしましょうか。

落ち着いた雰囲気、仕切りもあり

部屋の中は、茶色ベースの落ち着いた感じ。イメージでいうと、バランガンをより落ち着かせた感じかしら。

正直、怪しい魔除けとかがたくさん置いてあったらどうしようかと思ったけど、そういうのは全くなかったわね。

部屋の中には小さな仕切りスペースがあって、そこへ霊媒師さんと対面する形で着席。この日は私と占い師さんの2人きりだったけど、別の仕切りもあったから、同時に別の霊媒師さんが占うこともあるみたいね。

意外とフランクな霊媒師さん

今回お願いしたのは30分5,000円のコース。とりあえず、定番の生年月日と住所を書いて、そのあとご挨拶。

霊媒師さん「あ、(気になる)お相手がいたら、その方のデータも下に書いてくださいね」

私「いないので大丈夫です」

霊媒師さん「そうなの?もったいないわよ、たくさん恋愛しなきゃ」

と朗らかに笑う霊媒師さん。なんだろう、特殊な分野の方ってことで結構かまえちゃったんだけど、こう、風格がありながらも話しやすそうな感じ。

とりあえず心の中で姐さんって呼ばせてもらおっと。

いざ、対面開始

スピリチュアル

相談したいお悩みの項目は?という質問へ「恋愛」って書いたところで占い開始。と、ここでお話が始める前に、姐さんから注意事項が。

姐さん「私は霊媒師なので、今からお伝えすることは私の意見ではなく、高い次元の人とのお話だと思ってくださいね

…(^o^)おっ?

最初から、オカルt...スピリチュアル全開に、ちょっと驚く私。

でも、ここで挫ける私じゃないわ。

そう、この世に不思議なことなんて何もない。私が知らないだけで全て何らかの仕組みがあるはず。…と、昔オカルト番組を見た後、トイレに行けなくなった時に唱えた言葉を思い出して、なんとか冷静さを取り戻す私。そして「あ、はい。分かりました」って動揺を見せずに了承。

別れるべくして、別れたの。寂しいなんて思っちゃダメ

「恋愛ですね、じゃあ見ていきましょうか」と開始の合図が。

ドキドキしながら次の言葉を待っていると、姐さんから一言。

姐さん「あ、いちこさん、最近別れたばっか?

おぉ、最初からドストレート

私「えぇ、年明けに」

姐さん「なるほど。でも、大丈夫ですよ。その人とは別れるべくして、別れたのです。まだ寂しいかもしれませんが、大丈夫です…と言っています

…と言っています。なるほど、「と、言っています」ね。なるほど。

私「ありがとうございます」

お話ししながら、目を瞑って何かを感じ取っている霊媒師さん。きっとどなたかと通信中なのね。えぇきっと。

なんかこう、サラッと別れたことを当てられたんだけど、緊張感でツッコミとかいれる余裕がない私。

姐さん「…」

そして、沈黙。おや、この謎の沈黙…デジャブ…。

あれ、これ、何話せばいいんだろう。とりあえず話を広げてみようと、何かを言おうか考えだす私。

「あなた、ダメンズ好きでしょう」

楽しみにしていた合コンで、想定外に男性陣とのノリが合わず、何を話していいのか分からない時の気まずさってこんな感じなのかなぁとか考えていたところに、ダイレクトアタック。

姐さん「いわゆるダメンズに惹かれるのね」

ちょっと「あぁ〜」みたいな顔になる霊媒師さん。

私「意図的に選んでいるつもりはないけど、好きになる人はそういう傾向があるわね」

流されるな、流されるなとちょっと否定的になる私。いやまぁ実際はそうなんだけど。

姐さん「最近までお付き合いしていた人も、あぁ…すごく乱暴な人だったんだ」

私「まぁどちらかと言うと激しい人で」

姐さん「思考が男尊女卑…昔でいうと、亭主関白タイプね。あなたのことを、すべて自分の思い通りに服従させようとする人。それで超感情的、急に怒り出して、そうなると手がつけられない」

私「そ、そんなこt…その通りです

いや、これ。本当に驚いた。当たってる。すごく、当たってる。というか、もうそのまんま。本当にそのまんま。うわぁ。

姐さん「DVの典型タイプ。身体的な暴力より、言葉や精神的な暴力に悩んでいたんじゃないかしら?」

OK、一旦休憩しましょう。ちょっと、私まだ準備運動にも取り掛かっていなかったのに、最初からもうクライマックスまで当てられて、何も返せないどころか、思考がついていけないわ。

姐さん「別れてよかったわね」

私「…はい(笑」

余裕を失い変な笑いが出てくる私。

当たってるんだけど、1つの違和感

違和感

「わぁ、すごい、本当に当たるんですねぇ!」とか言ってる間もないまま、診断は続く。

姐さん「あなた、尽くすの好きでしょ。お弁当作ってあげたり、お部屋の掃除してあげたり。そういうの過剰にやってあげたくなっちゃう」

私「あぁ、若干そうかも(部屋が汚い人が好きなんて言えない…生活力低いけど仕事できる人と結婚したいなんて言えない…

姐さん「女は男の奴隷じゃないし、そんな自分ばかり尽くして、相手を受け入れて我慢する付き合い方では幸せになれないわよ」

それ親にも言われたなぁとか思いながらも、ここで、ふと1つの違和感に気づき冷静になる私。なんだろう、そう違うのよ。

私「いや、でも私、そんなんじゃないわ」

そう、なんかDV男に依存してる、かわいそうな女みたいな図が浮かんでるのかもしれないけど。私、そこから逃げられないほど弱くないのよ。実際、窮屈になって別れたわけで。

私「その、状況を楽しんでるというか」

なんかこうね「女は黙って俺についてこい!」って感じの昭和男児みたいな、男らしい人が好きなのよ。

だから多少粗暴なところがあっても許すというか。

姐さん「あ…そうね、女性だとちょっとエム気質な方とかだとね…そうね…」

と、語弊があったのか、微妙な空気になって、気を遣われたきがするけどまぁいいわ。

まぁでも、そのまま付き合っていたら自分の仕事に影響が出てきそうで別れたわけで。

結局、男より仕事が好きだし、そんなに男に依存するほど私は弱い人間じゃないのよってちょっとした抵抗心が芽生えていたわね。…この時は。

もっと素敵な男を引き寄せられるわよ

私「素敵な人とお付き合いできるのかしら」

姐さん「もちろん。あなたが今まで引き寄せていたのは全部、黒やグレーの糸。まだ赤い糸の人とはお付き合いしてないもの」

私「黒い糸」

姐さん「そう。あなたを好きで好きでしょうがないけど『一緒に生きようね』じゃなくて『一緒に死のうね』って人が多かったでしょう?」

私「あ、それは確かに。一緒に死にたい的なことはよく言われたかも」

う〜ん、ってことは、私が今まで恋愛してきた男性は、本当は私と相性が良くない男性だったってこと?…そんなことを振り返る私に、核心的な一言。

姐さん「今までお付き合いした男性って、一緒にいる未来が見えなかったでしょ」

わぉ、これはさすがにグサっときた。えぇ、そうなの。いつもそれで別れてきたの。

姐さん「いい?未来もずっと一緒にいたいって思える人が赤い糸」

私「確かに、そう思える人を探しているはずなんだけど、出会ったことがないわ」

姐さん「だから、今までの恋愛はよくないのよ」

と、ちょっとお茶目に笑う姐さん。さすがに痛いところを突かれて、ちょっと心を開き始めた私。

私「赤い糸、引き寄せられるかしら」

姐さん「ええ。もちろん!でも、赤い糸を引き寄せるには、まずはあなたが変わらないと」

なるほど、今のままではダメなのね。きっともっと前向きになるとか、人と関わるとかそういうことよね!なんだろう、スピリチュアルってちょっと抵抗感あったけど、普通に前向きなれるセッションじゃない。いいじゃない、スピリチュアル。

姐さん「あなた、すごく憑依されやすい体質なんだけど…」

私「えっ」

…え?

姐さん「寂しがり屋でしょ?そういうオーラーが寂しい霊を引き寄せているわよ」

はい、はいキターーーーーーーー怖い話キターーーーーーー。

何度も言うけど。私、占いは好きだけど、リアリストなのよ。そして物質主義なの。

姐さん「あなたは自分じゃないものの感情に振り回されて生きているわ」

ちょっと急にスピード上がってきたわね

でもこっからが不思議で。いつもなら「お願い、眠れなくなるからこの話はやめてちょうだい」って拒絶的な感情になるんだけど。なんだろう、この時は本当に珍しくなぜかスッと抵抗感なく話が入って来たわ。

姐さん「大丈夫、あなたのそういう引き寄せてしまう部分を閉じることができれば、あなたの感情の波も落ち着くし、引き寄せる人間も変わるから」

あぁ分かったわ。霊とかそういう話は怖いんだけど、「もっと今よりも明るい生き方もあるんだよ」って気遣ってくれている姐さんの優しさが伝わって来たのね。私だって人間。人の情には弱いのよ。

寂しさの原因?それは、あなたが宇宙系だからよ

宇宙系

と、怖い気持ちよりも、ほっこりした気持ちになった私に衝撃の一言。

私「はい?」

唐突に大規模な話が出て来て困惑。寂しさの原因が「あなた宇宙系」って、え?どういうこと?

まぁ確かに中学校の先生からは「宇宙人」って呼ばれてたけど

姐さん「あなた、元は地球の人じゃないから、まだ地球が生きにくいと感じているの」

私「…」

姐さん「人間社会に馴染めていないという感覚があって、それで疎外感が消えなくて寂しさや不安が強い。で、その寂しさが悪いものを引き寄せいているわ」

いやいや、そんなまさか〜。でも「このネタあとでレポートに書こう」とか、そうこの時そんなことを考えていたんだけど…おや、なんだろう、この感覚…。

この時ね、なんかすごく不思議な感覚があったのよ。ぐわって何か言葉が湧き上がるというか、でも自分じゃないというか。

私だけど、私じゃない人が喋ってる

確かそう、この話のあたり。ちょっと頭がぼーっとして…

私「…そう、昔から『ここじゃない』って違和感がありました」

と唐突に語り出す私。…え?何が起こった、え?…え???

姐さん「そう、それが宇宙系の人の特徴よ」

そしてここで、なぜか笑い出す私。いや、これ冗談かと思うじゃない?本当なのよ。本当に、R1グランプリ見た時みたいに、そこはかとなく笑えて来て。

ちゃんと私の意識はあるんだけど。なんか、私だけど私じゃない人が話しているみたいな。

姐さん「それでも、よく頑張って生きていると、上の人が言ってる」

って姐さんに言われたら、心の中で「やっと分かってくれた」って気持ちになって。スッと肩の力が抜けたら、元の自分の意識に戻ったわ。

姐さん「でも人付き合いは好きでしょう」

私「えぇ、人は好き」

姐さん「あなた、もうちょっと、社会に揉まれなさいって言われてるわよ」

私「え」

姐さん「人とぶつかると、すぐにシュンってなるところとか、ダメよ。もっと怒られてもっとメンタルをタフにしなさいって言われてるわ」

私「うわぁ(笑)」

と、こんな感じで。改めて書きながら驚いてるんだけど。何だったのこれ。気づいたら自分が戻っていたんだけど、一瞬なんか出て来てたわよね。ねぇ、なにこれ、本当に何これ。

まぁ、そういう空気にあてられて自分がその気になってしまったのか、本当に私が宇宙系だったのかはよく分からないけど。…まだまだ世の中、不思議なことだらけね。

街中の男の顔をよく見なさい

と、そんなちょっと不思議な体験と、宇宙人疑惑が出たところでいよいよ終盤へ。

姐さん「あなた、もっと外に出なさい」

私「え…」

どちらかと言うと、家で猫と戯れていたい私。

姐さん「そして、もっと男の顔をよく見なさい。きっと、今みたいな恋じゃなくて、自然とトキメク人がいるはずよ」

私「ほぉ(面食いになれと」

姐さん「あと、あなた落ち着きすぎ。もっとキャピキャピしなさい」

私「キャ、ピ…?」

もっと恋を楽しみなさい、もっとたくさんの人と出会いなさいと熱く語ってくれる姐さん。

姐さん「本当に赤い糸で結ばれる人は、あなたを押し殺す人じゃないわ。あなたも言いたいことを言えて、お互いを高めていけるような関係性が築ける人。そういう人と出会いなさい」

私「…」

姐さんのアドバイスに否定的だった序盤とは打って変わり、すんなりと言葉が入って来たわ。

私「頑張ってみる。なんか素敵な出会いがありそうな気がして来た」

なんか途中から、DV男から別れられない女のカウンセリングみたいな感じになったけど。まぁいいか。

スピリチュアルな世界も悪くない

人生初のスピリチュアルカウンセリング。なかなか不思議な感覚を味わえたし、こう、話をしたらとても前向きになれたわ。まぁちょっと怖かったけど。

なにかと偏見の多いこの分野。でも今回みたいに、幸せへと導いてくれるスピリチュアルカウンセラーさんって、とても素敵な存在じゃないかしら。

中にはひどい人も多いみたいだし、目に見えないってところで私も信用していなかったけど。かなり好印象になったわ。

おすすめするけど、答えに依存するのはNGね

私もいい体験ができたから、ぜひおすすめって言いたいところだけど。その前にひとこと言わせてちょうだいね。

あくまでもカウンセラーさんは意見を言ってくれるだけ。正解を求めちゃダメよ。「どれを選べばいいのでしょうか?」みたいな質問はNG。

これは私でも、そういう依存的な質問をしてしまいそうな危機を感じたから、忠告。あまりにも言い当てられると、正解を聞きたくなるのよ。でもね、やっぱりどんなことも、決めるのは私じゃない?

そのへんわかった上で、客観的に、深い部分まで理解してもらいたいって時には、とってもオススメ。励まされるわよ。さ、古い恋の傷も癒えたところで、私も新しい恋愛の兆しをタロットで占ってみようかしら。

スピリチュアルカウンセリングっていうと、私みたいに「怖い」というイメージを抱いている人も多いと思うけど、カウンセラーさんは意外とフランクだったし、話しやすい印象だったわ。

いい意味で先入観が払拭された感じ。でもやっぱり普通のカウンセリングと雰囲気の違いは感じたわね。ちょっと違うところに行っちゃうような、そういう感覚は他のカウンセリングでは味わえないものよ。

そういう感覚の中でカウンセリングを受けると、奥底に隠れていた自分が勝手にしゃべり出しちゃうような…そういう不思議な体験ができるかも?

それが自分に合うか合わないかは別として、「怖い」っていうイメージだけでスピリチュアルな世界を敬遠するのはもったいないって話。何を隠そう、私自身が最初そう思ってて、カウンセリング後は見る目が変わったんだしね。

ただ、はっきりした答えを求めることはできないから要注意。スピリチュアルに限らず、カウンセラーさんって基本的にはっきりした答えを出さないものなのよ。

今回も「私の意見ではなく」って最初に釘さされるくらいだから、白黒はっきりつけてもらいたくて行くのはお門違いってもの。

もっとはっきりした答えを求める人は、こちらのページで紹介している本格派占い師さんにみてもらいましょ。そのものズバリ、悩みを解決するためのアドバイスを期待できるわよ。

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