35年占いをやりつくした私 いちこが、徹底的に比較して分かった本当に当たる占いを教えます
東京の当たる占い師研究家いちこが教える
当たる占い 当たる占い師
研究レポート
原宿系男子は年下なら許せるけど、年上は絶対無理よね。ごきげんよう、漁師系男子が好きな占いやりつく師、現代のいちこよ。最近原宿系とか流行ってるみたいだけど、正直海に生き、海で死す漁師系が最強よね。
今回の占い体験は、超がつくほど人気の「原宿の母」。意外な展開になったけど、今回は人気店ってことで毒舌成分も多め。まぁ暇つぶしに読んでいってちょうだい。
新宿の母、銀座の母、原宿の母…人気占い師の称号でもある〇〇の母シリーズ。正直誰か一人くらいは「〇〇の母」って呼ばれて調子乗っている人、いるんじゃないかしら。
なんかこう本当はものすごく性格悪いとか。当たることをいいことに「あのお客、部下と両思いとか言ってたけど、ちょっとタロットで見たら相性最悪でワロタ〜」とか言ったり。
そんなわけで〇〇の母、第二弾。前回の銀座の母は、きついながらも愛情が深かったけど、若者がうじゃうじゃいる街の母、そう原宿の母なら、現代的な闇も1つや2つ抱えているのではないかと思ってね。
そんなわけで今回は人気店の「原宿の母」が調子に乗ってないかを毒舌調査してきたわ。
〇〇の母シリーズはだいたい有名だから解説はいらないかもしれないけど。初心者のために一方補足ね。
原宿の母って言うのは、菅野鈴子さんって占い師のこと。すーちゃんって呼ばれているわね。昔原宿の路上で占いやってたから、こう呼ばれているわ。
可愛らしい笑顔がチャームポイントで、占いはタロットから手相、気学まで統計をメインに扱っているの。
口コミ評判はつまらないくらいに、いいものばかりよ。気さくな性格から、老若男女問わず愛されるってタイプ。まぁでもほら、人間だから。
本当は「今日お客で来た自称毒舌女、気学見たら、今年バッドエンドだったわザマァww」とか言ってるかもしれないから。実際に会って判断するしかないわね。
早速予約のためにぱぱっと電話。とは言っても、すーちゃんは大人気で予約が取りにくいのは予測済み。とりあえず、3ヶ月待ちを覚悟で電話を鳴らしてみたんだけど…
母「(ガチャリ)はい、原宿の母です…」
私「もしもし、占いの予約をしたいんですけど」
母「…はい」
あれ、思ったよりしっとりな方なのね。サイトとかで見るすーちゃんは、もっとポップだった気が…
私「あの」
母「…いつですか?」
あれ、すーちゃん今日は疲れているのかしら。
私「えっと、最短の日時で」
母「…。じゃあ、今日の…」
私「今日!?」
ん、ちょっと待って。今日って、え?今日?今日、原宿の母と会えちゃうの??
毒舌調査って言っても、私だって占い好き女子のひとり。人気占い師と会えるとなれば、そりゃあ興奮するわよ。もうナチュラルハイ状態よ。
私「…じゃあ今日の18時でお願いします」
母「…。18時…」
いや、だから なんやねん、その沈黙。
私「宜しくお願いします」
と、まぁいいかと電話を切ろうとした時
母「…。本日は私…エルナですが大丈夫ですか」
私「はい、大丈夫…え?」
母「分かりました、お待ちしています…」
ガチャリ。
ん…?エルナ?あれ、すーちゃんじゃないのかしら?でも、原宿の母ですって言ったし、番号も、すーちゃんの公式ページから電話かけたし…。あれかな、スピリチュアルな存在ともなると、2つの名前を持っているのかしらね。
と、ちょっと混乱状態な私。とりあえず冷静になろうと、○ちゃんねるや○イッターで検索してみることに。
ちょっと、いえ結構悔しいんだけど、これ私の勘違いだったわ。原宿の母=すーちゃんでもあるけど、原宿の母=店名でもあったの。
だから原宿の母は、すーちゃん以外にも占い師が所属している「占い館」タイプのものだったってわけ。なるほど…。占いやりつく師としてこれは調査不足の悔しい展開ね。
とは言ってもエルナ先生と出会ったのも運命。ここはキャンセルせずに、挑んでやりましょう。
ってことで、今回は原宿の母に所属するエルナ先生のレポートを書いていくわよ。
原宿の母がの所在地は、ラフォレーとかがある大きな通りに立つビルの中。超都会。
土曜日夕方の竹下通りは、思ったよりも歩きにくくて、ギリギリに到着。
私「こんにちは」
マンションのような感じのビル。その1室に入ると、不思議な雰囲気のある女性が一人。なるほど、彼女が電話の人、エルナ先生ね。
エルナ先生「…。どうぞ」
私「…はい」
この会話の間が噛み合わない感じ…今まで会った占い師さんの中で一番占い師っぽいわ!!えぇ、嫌いじゃない。むしろ興奮しきた。
先生「…こちらに記入してください」
定番の個人情報やお悩みを書く紙。今回のお悩みは、ちょうど引っ越しを考えていた時期だったから、「転居について」に丸を。
久々に不思議な空気感のある占い師と出会ってドキドキしながら待つ私。そして高いツボ押し付けられないかと、半分期待しながらそわそわ待機。
エルナ先生「…」
私「…」
しばしの間、沈黙。あれ、これ、いつ始まるんだろう。
先生「…転居。…。」
私「(始まった…)はい」
先生「…」
私「…」
あ、これ私から喋るやつか
私「えっと引っ越しを考えていて。私、引っ越し先にトラブルが多くて、今回で引っ越しが6回目なのよ」
そう、どうも住まいには運がないみたいで。毎回なんらかのトラブルに見舞われて、同じ場所に3年以上住んだことがないの。
先生「…どんな?」
私「管理人が部屋に入って来たり、マンション内で空き巣があったり」
先生「へぇ…」
私「それで、無事に引っ越せるかどうかとか、無事に引っ越すにはどうしたらいいかなぁと悩んでいて」
引っ越しは九星気学で分かるから、おそらくそれで来るんでしょうね。
先生「…」
私「…」
先生「…」
なんだろう、控えめに言っても沈黙が多い。
あれ、私、いつもどうやって占ってもらってたっけ。ごめんなさい。こういうときどんな顔すればいいかわからないの。
笑えばいいと思うよ。という流れは起こらず、10秒ほどの沈黙。
先生「今はどちらに?」
お、ついに質問開始か
私「〇〇よ」
先生「次の引っ越し先は?」
私「品川あたり」
先生「どうして?」
私「…。なんとなく」
先生「ふーん」
私「…」
いや、毒舌とかそういうレベルじゃなくて、これ、どうすればいいんだろう。
先生「…」
私「…」
先生「強運な人なのに、住まいだけ運がないって不思議ね」
私「強運なんですか」
先生「はい」
私「やった〜」
先生「…」
私「…。…」
ねぇ、ねぇ、どうすればいいの?
待て待て、もしかしたら、占うための調査の沈黙かもしれないし。と取り乱しそうな心を落ち着かせる私。
しかしこの後も流れは変わらず。この沈黙と、それから「会社の場所は?」とか「それは大変ね〜」とか、当たり障りのない質問が続いて。
ネットで出会った初対面の男女が初めてデートするも、微妙に期待と違った時の空気みたない中での会話で、25分が経過。
ちなみに今回は30分コース。あと5分なのに、何も占ってもらっていないことに気づき、さすがにしびれを切らした私。
私「あの、占ってもらっていいですか」
先生「あ、じゃあタロットやりましょう」
と、ちょっと焦りが顔に出ちゃってただろうけど、世間話からタロットカードへの移行に成功。
占いやりつく師としてちゃんと使命を果たさなきゃね。
ゆるり、ゆるりとタロットをまわす先生。
先生「…はい、こっち側にまわしてください」
3分ほどタロットカードを混ぜる先生。沈黙。途中から、今晩何食べようか考え出す私。
先生「…。あぁ。」
私「(焼き鳥か…もつ鍋か…はっ…!)どう?」
先生「まぁ、今よりはちょっとよくなるかな…。でも良くもない」
私「…。そうですか」
ものすごくドヨーンとする私。いやまぁすごくいいこと言われるとも思っていなかったけど。
私「引っ越しで気をつけた方がいいこととかあるかしら?」
先生「…立地とかよく調べれないいんじゃない」
私「ですよね」
先生「…」
私「…」
なんだろう、一周まわって、口下手な男性を可愛いと思うような愛おしさが湧いて来たわ。
先生「他になにかありますか」
私「大丈夫よ、ありがとう」
時間も時間だったので、とりあえず終了。本日のコース、30分3,240円。まぁお手頃価格に見合った内容かもね。
撮れ高の少なさを感じつつも、まぁこんな時もあっていいかと切り替えてエルナ先生とさようなら。
ヘビーな占い派の私からすると、もうちょっとガツガツ欲しいって気持ちもあったけど、逆にのんびり話を聞いて欲しい人とかはいいんじゃないかしら。
先生「…お気をつけて」
最後まで微妙に噛み合わない間を感じつつも、あれね、なんかこう守ってあげたくなる感じはあった。
私はそんなに相性が良くなかったけど、一緒にいて嫌な気持ちにはならなかったから、悪い人ではないのは間違いないわ。
というか、昨今の人気占い師ってむしろ我が強いじゃない。だからエルナ先生のように一歩引き続ける人っていうのも貴重な存在なんじゃないかしら。
銀座の母と足して二で割ったらちょうど良さそうね。あまりガツガツ聞いてほしくない人には、とてもおすすめよ。
ちなみにエルナ先生、後から調べたら、得意分野は恋愛だったみたい。なんだかちょっと悪いことをしちゃったわね。
今回はこの教訓に限るわね。男と女にも相性があるように、占い師と私たち占われる方にも相性がある。
今回のレポートは私の主観で書いちゃってるから、まるでエルナ先生の間が悪いみたいに読めちゃうかもしれないけど。実際は、私がそもそもリズムの早い人間でエルナ先生がゆっくりな人間だったってだけのこと。
普通の人間関係でもよくあるでしょう。別に相手が悪いわけでも自分が悪いわけでもないけど、間が合わないってこと。
そういう時は潔く諦めるのがいいわね。間違っても「あの占い師は最悪なんて言っちゃダメよ」
今回は原宿の母こと菅野鈴子先生に直接鑑定してもらってないから、正確には占いの館「原宿の母」に所属しているエルナ先生の感想になっちゃったんだけど。
結論から言うとカウンセリングみたいに、自分の話を聞いてほしい!っていう人にはうってつけの占い師さんじゃないかしら。ガツガツこられると引いてしまうっていう繊細なメンタルの人との相性も良さそうね。とにかく受け身な感じで、こっちから話す機会はたくさんあるから。
でもそれって大事なことだと思うのよ。しゃべっているうちに自分が何を求めているのかだんだん気づいてくる人もいるだろうし、単に話すことでスッキリしたって人もいるだろうしね。
心の中にいろいろ溜め込んでパンク寸前になっている人はエルナ先生のような人に受け止めてもらったほうがいい方向にいきそう。
逆にこれから何をすればいいか、今抱えている悩みをどう解決すればいいか、ズバリと言い当てて欲しい人には向かないわね。「結局どっちなんですか!?」って先生に詰め寄っちゃいそうだもの。
そういうのって先生にも失礼だし、自分だってストレスたまるし、お互いにとっていいことナシ。おとなしく将来のことを見通して導いてくれる占い師さんのところにGOするべきよ。
こちらのページにイチオシの本格派占い師さんを厳選しておいたから、迷えるボーイズ&ガールズは要チェックよ。
このページの最終更新日:2018年8月16日
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